新社会人のみなさんへ
- ぱーそなる@kashiwaioffice
- 2020年4月1日
- 読了時間: 2分

本日4月1日から新年度ですね。今日から社会人となった方、おめでとうございます。
今年はコロナウィルスの影響で、学校の卒業式、そして続けて入社式も中止になった方も多いのではないでしょうか。節目の日がなくなるのは、ちょっと残念ですね。
みなさんの中には、志望した企業に就職できてやる気に満ちあふれている人もいれば、志望どおりの企業に入社できずモチベーションが低いんです、なんて人もいると思います。20年近く会社の人事部門から「就職」を見てきた私からすると、志望通りの会社に入社できた・できないは、あまり関係ないように思います。志望通りの会社に入社しても、配属された先の上司がひどい人ですぐに辞めてしまう人もいます。逆に志望した会社ではなくても、上司が上手に育ててくれて、早くから活躍して仕事を楽しんでいる人もいます。就職というのは、ひとつの「縁」でありその中でみなさんが、どう過ごすか、が大切だと思います。
今みなさんに共通して言えることは「今日がスタートだ」ということです。
「どんなに優秀な学生でも、3年過ぎればただの人」という言葉を聞いたことがあります。これまで一生懸命勉強して、有名な大学を卒業し、会社から期待されて入社したけれど、3年も経つと、周りの普通の社員と変わらなくなっている、ということです。つまり「勉強ができる=仕事ができる」、ではないということです。逆にいうと、学生時代に勉強ができなくても、仕事ができる人はたくさんいる、ということです。
経営コンサルタントの小宮一慶さんは、「よい仕事」を次の3つと定義しています。 ・お客様に喜んでもらうこと ・働く周りの仲間に喜んでもらうこと ・工夫すること
つまり、周囲でリアルタイムで起きていることを、感じ取り、どうしたら良いかを考えて、行動すること、が求められるんですね。これまでの勉強とはちょっと違う能力・スキルが必要になってきます。 そういう意味でも、社会人として、本当に「今日がスタートだ」と思います。
コロナウィルスで暗い話題が多いですが、この状態がいつまでも続くわけではありません。また、これから長く続く社会人生活では、今回のようなことを何度も乗り越えて行く強さも身に付けていかなければなりません。 今日から社会人です。気持ちを切り替えて、「良いスタートダッシュ」がきれますように心から願っています。これからの未来をつくるのは、みなさん自身ですから!
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